「東近江のオススメ観光地」百済寺の紅葉

湖東三山

湖東三山は、滋賀県の湖東エリアに位置する三つの天台宗寺院、西明寺、金剛輪寺、百済寺の総称です。これらの寺院は歴史的に古く、国宝や重要文化財が多数保存されています。

お寺としても有名なので観光客も多いですが、3つのお寺がそれぞれ紅葉の名所として認知されているため、とくに11月中頃からは観光シーズンとなります。

さて、湖東三山でも東近江市に位置するのは百済寺です。今回は百済寺の紅葉も併せてご紹介したいと思います。

湖東三山と永源寺

JR東海道本線能登川駅より山の方へ車で走ると、百済寺があります。湖東三山のうち西明寺と金剛輪寺は東近江市のやや北にありますね。

百済寺の境内

百済寺の駐車場に車を止めて、受付に行く前に右手にある表門が第一の撮影スポットです。

受付はこの表門の左側にあります。まずはこの表門の撮影を行ってから受付を済ませ、左側のルートより再び奥の表門で出てくるのが定番。いつ行っても、ここには人が集まっています。

百済寺の受付

駐車場から階段を登ると見えてくる通用門。階段といっても段数は少ないですが、受付後の参道はそこそこ階段を登っていく必要があるので注意です。

受付を済ませて左へ迂回すると庭園があります。紅葉の時期はライトアップもされるので、時間が許せば夜に訪れるのもオススメですね。

百済寺の道中

撮影に出向いた時は曇天でしたが、晴れていると太陽光で透けた紅葉の葉っぱの色と青空のコントラストがとても綺麗です。ただ、曇っている方が百済寺の雰囲気にはマッチしているので、どんな時期に訪れても楽しめると思いますよ。

百済寺の仁王門

右側の参道、または左側の庭園を抜けて上がっていくと、本堂の前に仁王門が姿を現します。ここには、百済寺を守る守護神として金剛力士像が2体向き合っています。

この金剛力士像がある仁王門をくぐりさらに登っていくと、やっと本堂が見えてきます。

大きな杉の木に囲われた本堂は、やはり神聖な場所に見えますね。この佇まいには、毎回足を止めて見入ってしまいます。

百済寺の本堂横

残念ながら本堂内は撮影禁止なので、本堂向かって左にある鐘楼を撮影。こちらでは、訪れた方が好きに突くことができるようで、観光で訪れた方の中には鳴らして帰っていかれる方もいらっしゃいます。

最後に、仁王門の前から撮影した参道。ゆっくり歩いていけばそこまで息は上がりませんが、階段の数はそれなりに多いのでご注意ください。

道中は自然に囲まれた道を歩きますが、やはり街中と違った空気を感じます。この空気感を求めて、地元の方でも好きな方は何度も足を運びますね。

ぜひ、東近江に来られた際はお立ち寄りください。

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